JPフィットネス・ストレングス工房
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『ベースボール・トレーニング・セミナー2011』実施報告

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 JPFストレングス工房では、1月23日(日)に『ベースボール・トレーニング・セミナー2011』を開催致しました。
 現役の大学野球選手(投手)やトレーナー志望の学生、野球の競技経験を持つ医師など5名の参加者を集め、終日、実技を中心に進めました。
 以下に、当日の様子を報告します。

【実施内容】
≪AM≫
1.導入
 1)ヨガ的ストレッチ~体の状態Check
   ■伏臥上体反らし  ■立位体前屈  ■立位上体反らし
 2)質問の聞き取り・テーマ絞り込み
   “パフォーマンス向上のための技術につなげるトレーニングとは?”

2.体幹・股関節トレーニング
 1)MB腹筋/動きCheckの5種目
 2)股関節体操
  ※ストレッチCheck:ベンチ片手サポート・体前屈
 3)MB腹筋基本種目と打撃強化法
 4)片脚DLを中心としたプログラム実践
 ①片脚DL       /力を入れる、背筋力をつける
   ↓
   ②腹筋(MB/打撃) /腹を固める→腹筋の鉄板化
   ↓
   ③股関節体操・骨盤体操 /力を抜く
    →でんぐり返りストレッチ
カーフレイズ.JPG
≪PM≫
3.脚トレーニング
 1)自体重トレーニング
  ①カーフレイズ各種:パーツ強化/動きづくり
  ②四股SQ各種+ストレッチ(閂のポーズ/深伸脚)
 2)バーベル・トレーニング

  ◎トリプル3プログラムの実践
   [基本構成]閂ストレッチ.JPGのサムネール画像
    ①バーベルSQ
    ↓
    ②自体重エクササイズ/Jump
    ↓
    ③ストレッチ/腹筋・他

  ◎投手の脚トレーニング実践
  【Point】 ■軸脚強化 ■ステップ脚強化
 
4.ストレッチ帯ストレッチ2.JPG
 1)上体反りストレッチ
 2)帯・股関節ストレッチ
 
5.上体トレーニング
  【Point】
   ■バランス良く強化(表裏/重軽/大小/外内)
   ■肩甲骨を中心とした肩周囲の柔軟性確保
    [基本構成Ⅰ]
 ①ベンチ・プレス/プル
 ↓
 ②補強(自体重/ダンベル)
 ↓
 ③帯/軽ダンベル/チューブ/ストレッチ
 
6.ストレッチ
 ◎股割りストレッチ
  ①股割り  ②股割り・前後  ③片脚あぐら・上体前傾・臀筋
  ④片脚あぐら・サイド・爪先タッチ  ⑤股割り・前後⇔左・右
 
7.ディスカッション・まとめ
 ■投手における球速アップに必要な要素
  1)脚強化 2)LBMとバットスウィング・スピード、球速の関係
 ■肩のトレーニングについて:インナー強化の考え方
 ■両脚支持/片脚支持・脚トレーニングの考え方まとめ

【まとめ】
野球選手に限らず、スポーツ選手のトレーニングにおいて、体の強さと柔らかさを両立させることが求められる。しかし、実際の現場では、どちらかに偏りがちであることが多い。
そこで、本セミナーでは、『筋力強化(筋トレ・エクササイズ)/柔軟性養成(ストレッチング)/動きづくり(体操・ドリル)』の三位一体となった工房流トレーニングの実践を通じて、どのように自分の体が変化するかを体感してもらうことをテーマとした。
◎キーワード:“体の変化を体感する・観察する”
その指標の一つとして、導入時に立位体前屈や立位上体反らしを行い、セミナー開始時と終了時に起こる体の変化を視覚的に捉えてもらうことにした。

 参加者のうちの二人の変化を以下に示す。
※前屈:左側2枚  ※反り:右側2枚 /いずれも 左:開始時 右:終了時

立位体前屈・前田/前.jpg

立位体前屈・前田/後.jpg立位上体反らし・関/前.jpg立位上体反らし・関/後.jpg

 

 

 
 

 
 上記2例のうち、右の参加者は、腰部に問題を抱え、体前屈は柔らかいものの、立位上体反らしで反りが出ないという特徴があった。しかし、終了時には上記の通りの変化が出た。
 
トレーニングにおいて、「強くすること」「柔らかくすること」「力を抜いてしなやかな動きをつくること」、この3つの点を意識しながら進めることで、上記のような変化は起こる。
また、それらをトレーニング・プログラムに反映させる上で、“トリプル3”システムは非常に分かり易く、指導者から選手まで迷うことなく、プログラムを組むことが可能となる。
 
一日通して、体を動かしながらのセミナーとなった。バーベル・エクササイズから徒手・自体重エクササイズ、体操的な動きづくりのエクササイズ、そしてストレッチまで盛りだくさんの内容であった。 
さすがに、終盤はどの参加者も疲労の色が見えたが、体の変化を確認し充実感を得て一日を終えたように思う。

≪文責:鬼頭 祐介≫

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