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JPフィットネス - ストレングス工房: 2013年9月アーカイブ

【14】才能、努力、根性が全てか??

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 どんなに強い意志とやる気があっても、その世界でモノになるのとならないのとでは、その間には大きな境界線がある。
 これまで私は、それを乗り越えるのと越えられないのとでは、本人の意志(やる気)や根性が大きく左右するものだ、と思っていた。

信念、忍耐力(精神力)、理性、努力、根性……。

 だが、今思うにそれだけなら、今頃私は『モノ』にはなっていなかったと思う。ましてや、私にはそういうものが、それほど有るとは思えない。
 今の私がいっぱしの『モノ』になったと言えるかどうかはともかくとして、少なくとも25年以上もの間、この仕事をやってこれなかったであろう、と確信している。

 決して良いことばかりとは言えない『あの頃』の『あの環境』があったからであり、要所要所で導いてくれる指導者(師、先達)がいたからであり、ともすれば立ち止まろうとするの私の背中を押してくれる人(理解者)が居たからであり、試行錯誤する私を見守り続けてくれた家族がいたからである。
 そういう人がいるかいないか、それに左右される場合の方が多いのではないだろうか…?


『いっぱしのモノ』になった人間が決してエライわけではない。
止まるべき時に止めてくれる人がいて、躊躇せずに進むべき時に背中を押してくれる人がいた。切磋琢磨するライバル(仲間)がいて、迷える時に目指すべき方向に導いてくれる人がいた。

 様々なハードルを越えることができた人には、そういう人がいて、越えられなかった人にはいなかった。或は、そういう存在の人が居るにも拘わらず、気付かずにいた。ただそれだけの違いではないか、と思えるのである。

 もちろん、運や出会いも非常に大切であるが、それらも根本は、その人に付いてくるもの、呼び込むものだと言うことが歳と共におぼろ気ながら分かってきた。

 この地球の、この国の、あの両親の元に生まれて育ち、あの学校、あのチームに鍛えられ、そして今日、この環境、この人達に取り囲まれて日々、歩んでいることを想うと、自ずと感謝の気持ちが涌いてくる。

 人生には、あたかも選手に不調や怪我が付きものであるように、自信喪失や挫折が付きものである。
 そんな時に大切なのは、現実をあるがままに受け入れること。そして『その次』に対する心構え、気持ちではないだろうか?

 諦めたら、それで終りである。一歩、また一歩、自分に与えられたこの道に感謝し、躓き、迷い、悩みながらも、可能性を信じて歩んで行きたいと思う。

≪田内敏男≫